明日は”昭和の日”、街頭紙芝居は昭和の思い出

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 4月29日は「昭和の日」です。昭和を駆け抜けた父や母、そして私の大切な叔父勝・武子夫妻への感謝と思いを新たに、現在”介護福祉施設”「しょうじゅの里」に入所している勝さんを訪問しました。持参したのは”横浜最後の街頭紙芝居師”故・鷲塚隆師匠が横浜歴史博物館に寄贈された街頭紙芝居のレプリカ「お山の金ちゃん(321巻)」「大怪獣ダイラ(第1巻)」です。いつか入所者の皆さんに見ていただく機会があれば幸いです。

 この「しょうじゅの里」は全国的にも出色の介護施設です。施設長の赤枝眞紀子先生は著名な医療法人赤枝会の赤枝雄一先生の奥様。豪華で圧倒される設備の素晴らしさと、きめ細かくこだわりぬいた介護サービスのコラボレーションは本当に全国最高水準の施設です。

 入所時の勝さんは要介護5。それが今では要介護3に改善。妻の武子さんは要介護3から要介護1に軽快しています。以前、横浜市で介護認定審査や介護予防に関わった私には”驚天動地”、本当に信じがたい現実です。スタッフ皆さんの結集力、総合力を感じます。入所した最初の日から家族の私にも、やさしい笑顔の岡山さんや、繁里さん。そして多くの皆さんに支えられ、岸本勝・武子さんも充実した時間を過ごしています。ありがとうございます。

 私の昭和の紙芝居も現在、200か所以上で470公演を数えます。出発の原点の一つは、高齢者の施設やデイサービスです。「なつかし亭」の屋号も高齢者の皆さんに付けていただきました。「本当になつかしいヨ~」と。これからも、昭和の大切な”記憶の宝物”、”半径3メートルの紙芝居の魅力の宇宙”をしっかりとお届けいたします。

 この連休、新潟県胎内市の黒川病院でお世話になっている義父や入院の皆様に何とかまた、紙芝居を観ていただきたく調整中です。新潟県を代表する老人医療病院のリーダーで、本当にお世話になっている関野敏院長先生、大好きな近藤婦長さんや山田看護師さんとお会い出来れば嬉しいです。新潟に春の風が吹き始める五月。故郷の方々に、また紙芝居で昭和の風をお届けしたいです。

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