冬の夜、団塊世代の話の泉です

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 凍てつく冬の夜、団塊世代のささやかな宴会は、談論風発で楽しく盛り上がりました。

 定期的に開催している仲間の宴会ですが私は、叔父の見舞いの帰りに遅れて立ち寄りました。叔父はNHKのOBで知る人ぞ知る伝説のカメラマンでした。南極や印度パキスタン戦争など多くの修羅場の取材や日本との国交のない”中国(中共)”を始めて取材し、また”新日本紀行”シリーズなど当時の看板番組の取材映像を残しました。今日は、その叔父の依頼で、”WIFI”のインターネットの不調の復元に時間をかけました。結果は、私の「なつかし亭紙芝居」のHPもまたアクセスできるようになりました。

 遅れて出席した宴会のメンバーも優秀でユニークな方ばかりです。貴重な街頭紙芝居「まぼろし探偵長第25巻」を持つのは加藤さん。そしてこの宴席の席亭である間地さんと白井さんはともに公立図書館長として活躍された方です。宴席の話題は政治から歴史へとどまるところを知らずに展開し、世はふけます。

 中でもビックリは、私の発言で、「珊瑚海海戦(昭和17年)で撃沈された米空母レキシントン」を”ミッドウエイ海戦の米空母ヨークタウン(伊号168潜水艦により撃沈)”と言い違えたことを白井さんに即座に指摘されたことです。驚きました。

 素晴らしい方々です。団塊の世代は歴史の学習も骨の髄までどっぷりと学んでいることに気が付きます。私も、その世代の末端に連なる一人として、「街頭紙芝居」にこれからも精進してまいります。その”昭和の記憶の宝物”を”世代の宝”として次代にささやかでも継承していくために頑張りたいと思います。