環境カウンセラー活動報告の季節です
環境省登録の「環境カウンセラー」は平成8年に発足した市民活動や事業活動を通し環境保全に取り組む人材の登録制度です。豊富な経験と専門知識を持つ方の中から書面審査と面接でセレクトした人を環境省が人材登録しています。私は12年前に「論文」「面接」を経て市民部門で登録していただきました。当時は全国で3千人ほどでしたが、今はもっと多くの方が登録されています。登録後は毎年定められた「研修受講」と「活動事業実績報告」の提出が決められています。
活動と言っても私の場合は、ごくささやかな内容です。地域の遊歩道の定例清掃活動の呼びかけや「環境教育」の教材として魅力的で評価できる演目(たとえば”ばけものでら”「水谷章三:脚本、宮本忠男:絵」)などを巡業で披露しています。しかし事業系のメンバーの方は河野事務局長をはじめとして本当に立派な専門的な研究者、実践者ばかりです。人格的にも素晴らしい方が大勢いらっしゃいます。
全国組織があり神奈川ではKECA(神奈川県環境カウンセラー協議会)という立派なNPOが活躍しています。”ゆうれい会員”を自称する私ですが、今年も上記の「リサイクルの大切さを民話風に紹介」する紙芝居等を上演していきます。また、こうした環境活動が根付き発展していくためには地域の活性化が何よりも必要です。楽しい地域づくり、市民の絆(きづな)づくり、世代を超えた地域連携を紙芝居を通して築きたいと念願しています。
今年も「平成25年環境活動実績報告書」を環境省に提出いたします。内容に問題なければもう一年間、環境カウンセラーとして活動できます。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。