なつかし亭を見る

毎年の巡業先台湾台北市の友人が来日、宴会場で紙芝居を上演しました。

10月2日、昨年台北市内の福祉施設で紙芝居上演の際にお世話になった小野寺さんの台湾のご家族が来日。なつかしい笑顔と再会しました。


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 お二人は国慶節の休暇を利用して来日。巨大台風の襲来が重なり私達はでヒヤヒヤでしたが二人とも元気いっぱいの笑顔で再会しました。

 台湾の方々は日本人にとてもフレンドリーです。その基盤は高い教育水準と公正な社会性です。暴力的な独裁国家とは大違いです。台湾総統選挙では毎回二大政党が激しい選挙で競い合いますが国民は紳士的に、公正に社会と時代を認識しています。私達日本人がこれからも“大切な隣人”として信頼の絆を結んでいきたい国のひとつです。

 小野寺さんは「40年前に田中角榮さんが中国と国交を持ち、同時に台湾とは国交断絶」「経済・社会すべての面で大きな打撃を受けました」「でも田中さんも本心は違っていたろう」と。「台湾は恨んではいませんよ」。

 日本人として恥しく申し訳ない思いです。ですから私は「中国ではなくて台湾への紙芝居巡業を発心し取り組んでいます」。本当にありがとう台湾!これからもご一緒に!! 謝謝!


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鶴見駅西口の老舗中華料理店で大いに語り合い、大騒ぎの中紙芝居も見ていただきました。

 上演した紙芝居は「ひもかと思ったら」。参加型紙芝居の傑作のひとつ。英語と中国語、それに日本語を加えて何とか終了。英語はほとんど初心者、そして中国語は単語だけ。でも心やさしい台湾の方々。本当に明るく楽しく見ていただきました。本当にありがとうございました。再見!


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演目の「ひもかと思ったら」はそのまま読んだら5~6分の作品。それをお客様を飽きさせずに30分間をかけて上演することが目標のひとつ。今回は勉強になりました。ありがとう!