雨に紫陽花映える府中の森で紙芝居
(縮小300).png)
(縮小250).png)
西から日本全国、梅雨の雨雲が広がる梅雨の本番。府中市郷土の森も雨の中で紙芝居が始まりました。でもご担当の配慮で博物館正面玄関の前で上演開始です。このような季節、昭和時代の街頭紙芝居の先輩達も町屋の軒下三寸を借用して演じていたことでしょう。
本来なら郷土の森の貴重な文化財施設の屋内での上演となることと承知していましたが、集客が難しいのです。私も屋外であればどのような状況でも声をかけ、見ていただく工夫と経験を重ねてきたつもりです。でも屋内までお客様を引き込むのは気持ちが滅入ります。本当に感謝です。
1週間前から天気予報を見ながら演目を組み立てました。①雨でお客様が少ないので謎々クイズを主体にする。そのための景品を考える。②落語紙芝居「大岡裁き”三方一両損”」、「おとのさまのおくりもの」等など楽しく笑える演目で構成する・・。
景品は、ビー玉やエプロンなど昭和の珍しいオモチャや有名デザイナーのエプロンを準備しました。肝心の紙芝居は「おとのさまのおくりもの」は裏書を短く、簡略に書き換えました。「三方一両損」は、意地っ張りな職人同士の喧嘩口論と周囲の一本気な”応援団”の行き違いを名奉行大岡様が小気味よく決着をつける筋書きですが話を膨らませるため、柳原の土手で財布を拾った左官・金太郎が神田・竪(たて)大工町大工吉五郎の家まで届ける”町名づくし”を創作して加えました。さて、どうでしたでしょうか?
1回目は約20人、2回目は10数名のお客様。足元の悪い中、本当にありがとうございました。
世を隔て 人を隔てて 梅雨に入る 高野 素十
