なか区ブックフェスタ紙芝居に巡業しました

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 ”なか区ブックフェスタ2019”の一環で「野毛地区センター」の会に参加しました。昨日とは一転、冷たい雨の一日でしたが会場の雰囲気は素晴らしく主催者の紙芝居文化推進協議会の出演者や皆様と久しぶりになつかしい時間を過ごしました。
 教育紙芝居、手作り紙芝居そして街頭紙芝居を持ち寄って10名以上のお客様を前にして個性あふれる演じ手が紙芝居を上演しました。「ぬすびととこひつじ」「へこきよめ」そして横浜生まれの関取若羽黒を描いた片岡直子さんの「ハマつ子力士若羽黒」、私は街頭紙芝居「風雲流五郎(第15巻)」「漫画」を上演しました。お客様の中には以前、なつかし亭が出演したこの場所から至近、野毛坂を登った地域ケアプラザ「野毛山荘(のげやまそう)」の上演にご来場くださった方もいらっしゃいました。本当にびっくり仰天の再会です。時間を越えて紙芝居がつないで下さる不思議なご縁を感じます。
 今回出演の声をかけて下さった”ゆずやなっちん”こと宮崎さんは横浜生まれのデュオ「ゆず」の大ファン。紙芝居の芸名にも”ゆず”を入れる紙芝居業界の有名人です。その彼女から紙芝居の空き時間に不思議な質問。10月15日の磯子区岡村の紙芝居にゆずのイワサワ君が観客の中にいたのでは?という驚きの内容です。その紙芝居は故・鷲塚隆さんの祥月ご命日の記念紙芝居の会でした。
 宮崎さんの根拠は、鷲塚宅を会場としたその1枚に写る一人の観客のうしろ姿が彼そっくりのたたずまい、だというのです。撮影したのは毎年、鷲塚隆さん追悼記念紙芝居の会に同行して下さる歴史博物館の刈田さんです。正面で上演しているのは私。でもこの日の第1回目の上演は20人ほどのお客様でしたが、私は鮮明な記憶がありません。(というより「ゆず」は名前くらいしか知らないのです。ゴメン!)でもこの時間(平日の午後2時過ぎ頃)に黒いTシャツの似合う若い人がよく見てくれている!という認識はありました。本当にイワサワ君だったのでしょうか。確かに彼の実家はすぐご近所、可能性はあるかもしれません。エ~本当!楽しく心躍る”ゆず”の新しい都市伝説になっていくのでしょうか?紙芝居がつなぐ不思議な出会い、それを少し信じつつもやはり首をかしげながら久しぶりの雨の野毛の街を歩きました。皆様、本当にお疲れ様でした。