歴博感謝デー、2日目の巡業です

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 横浜市歴史博物館の感謝デー2日目が始まりました。前日からのこのイベントに2年ぶりで出演させていただくことになった昨年秋、ひそかな企画を準備していました。昭和から平成に時代は移り、いままた新しい時代の”心音”が聞こえてきます。少しでも昭和の街角を、その雰囲気をお伝えするため衣装を準備しようと計画しました。いつものダボシャツ姿の街頭紙芝居、これは私のオリジナルです。継ぎはぎズボンとゴム長姿、社会の底辺で子どもや大人に向き合って必死に演じる紙芝居オジサンの姿に共鳴する現代のスタイルです。でも今回は、清楚な和服を準備しました。
 故・鷲塚隆さんは厳しい幼少期から自力で人生を切り開き、街のスーパー、「ファミリー丸岡」を経営しました。地域で地盤を築き地域に貢献しそして貴重な街頭紙芝居をすべて横浜市歴史博物館に寄贈されました。その精神は「横浜最後の街頭紙芝居師」として光を放ち輝きます。そして4年前、昨年と2回に分けての「横浜市有形民俗文化財指定」に結実しました。
 鷲塚さんの遺された功績、紙芝居師の精神を「感謝デー」でお伝えしたいと思ったのです。また、感謝デーに花を添えたい思いがありましたが、どうでしたでしょうか。冬から春へと季節を分ける節分です。多くのお店を探し、結局老舗の呉服店さんから格安で帯や羽織、紐も含めてすべてご提供いただいたのは2週間前でした。「皆さんに喜んでいただけるなら!」とのご厚意に感謝しています。「ヒカリヤ」さんの奥様、本当にありがとうございます。
*出演者は、「ゆずや」「みゆうみゆう」「ナッキー」そして私、なつかし亭でした。お客様は4回の公演で200人近くでした。ありがとうございました。写真を提供くださった刈田均さんありがとうございます!お客様の数は4回の公演合計で215人でした。