川崎生田緑地、”早春賦”の森を散策しました。

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 節分を過ぎてもまだ春の浅い川崎市生田緑地の「梅見の会」に参加しました。小田急線「向ヶ丘遊園駅」からすぐの貴重な緑のオアシスですが今日は冷たい風が吹き抜ける”早春賦”の世界です。同行メンバーの方は以前、一緒に環境活動に取り組んだリーダーの皆さんです。今も日常生活の中で環境を守り大切な環境資源を継承するため市民レベルで「小さな営み」を続ける素晴らしい方々です。
 神奈川県の水源林のボランティアをされる澤村さん、そして多忙な中で世話役をされる松本さん。埼玉県から参加された傳谷さん、菅沼さん。本当に楽しい機会をいただき有難うございます。私も、環境カウンセラーや自然観察指導員を長年続けており、環境をテーマとした教育紙芝居を各地で上演してきました。とかく環境活動は指導者がいてその指示と指導を受ける形になりがちですが目立たぬとも着実にたゆまず継続する今日のメンバーのような担い手の皆さんこそ主役です。
 でもみなさん、樹木の名前をよく御存じなのに驚きました。冬の装いの木々は葉がないものが多く、名前を同定することが困難なのですがよくご存知です。3分咲きの梅で「藤牡丹」という品種を知りました。藤の花のようにあでやかな、梅の花が降るように咲き競います。
 下がるほど人が見上げる藤の花、自然は人の生き方、身過ぎ世過ぎの方法も教えてくれます。嬉しいです。皆様、またぜひ再会しましょう!