日本では今日は「冬至」。では極寒の南極は?

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 今日は「冬至」。冬の折り返し点、これから暦は春に向かいますが寒さはこれからが本番です。身を引き締め、心を鍛え直す「寒修行」が世間でもニュースになります。では地球上で一番寒い南極。そこでの寒さの極(きわみ)”極寒”の季節ではいつごろでしょうか。
 今からちょうど半世紀前、第8次南極観測隊の越冬隊員として半年間、南極昭和基地で日本の報道班員として初めて”南極生活”を経験したNHKの元報道カメラマンの叔父は今、50年前の過酷で想像を超える日々をゆったりとした時間の中で語ってくれます。
 その叔父が会員でもある「南極OB会」特製カレンダーは、今年の12月22日を「夏至」と、日本とは真逆の暦を付しています。考えてみれば当然、南半球の南極は一日中太陽が沈まない真夏なのですね。天球を1時間ごとに定点撮影したカレンダーの写真には確かに24個の太陽が撮影されています。
 国内外の最前線の報道に生命を賭して挑戦し続けた叔父も、歳を重ねて今は夫婦でおだやかな日々を送ります。今日は一年の感謝をこめて、施設の各部署の方々に二人でご挨拶に回りました。医務室や事務関係者、そして日々の暮らしを支えて下さるスタッフの皆様。あらためて、ありがとうございます。沈むことのない太陽の光がそそぐような日々のお支えに心から感謝です。