新横浜から菊名へ。二カ所の紙芝居に巡業しました。
雨模様の週末土曜日。新横浜の「横浜アリーナ」で開催の”ヨコアリくんまつり”と定例の”港北図書館紙芝居”に巡業しました。毎回出会いがあり、学びがあり、反省がある紙芝居巡業です。今回も多くの方々にたすけられました。
「横浜アリーナ」の上演場所は2階「センテニアルホール」です。”ドラえもんショー”や”ジャグリングショー”のメーンステージプログラムの合間に、紙芝居3団体が同時並行で上演です。ホール前の2階回廊には”金沢八景島シーパラダイス″の移動水族館など様々なイベントブースが並びます。
街頭紙芝居”なつかし亭”は、街の雑踏の中で多くのお客様を集め昭和の記憶遺産でもある”街頭紙芝居”を演じてきました。しかし今回は閉鎖された施設の中で一定のお客様を集めることに、一抹の不安がありましたが、楽しく挑戦しました。
前日金曜日には、会場の下見はできなかったものの周辺を確認し、街頭紙芝居舞台用の古い自転車を借用することができました。「おじま地所」のアオヤギさん、本当にありがとうございます。突然の訪問で驚かれたと思います。でもおかげさまで、自転車が借用できて心のスイッチが入りました。やはり街頭紙芝居ですね。”故・鷲塚師匠”と一体で取り組めました。
当日は港北区保育ボランテイア”ポケット”の皆様と親しくなりました。大人気のブースの中で「くるくるフラワー(@300円)」の製作指導をしながら、”なつかし亭紙芝居”のご案内をしてくださいました。おかげさまで多くの方に来ていただきました。私も購入したこの魅力的な手作りおもちゃは、私の「0歳児紙芝居」の際に活用します。きっと喜んでくださることでしょう。
もうお一人。お写真も名前もご紹介できませんが、誰もいない紙芝居舞台の前で、お子様と開演前から上演を待ってくださいました。本当にありがとうございます。お姉様のご家族と待ち合わせ中とのことでしたが、温かく優しいお母様でした。私はうれしくなり「このご家族は私の親戚の方です!」と紹介してしまいました。冒頭に掲出した写真は、そのお母様が私のデジカメで撮影して下さった作品です。心を込めて真剣に撮影して下さったことがよくわかります。お名前も、お住まいも子ども達の名前もわかりません。でもきっとどこかで、お会いできることと思います。
皆様と出会え、冷たい雨を含んだ冬の風があたたかく、うれしく心あたたまる週末になりました。お世話になりました港北区地域振興課吉仲さん、スタッフの皆様本当に、本当にありがとうございました。