「イセザキサマーフェスタ」昭和の日に巡業しました

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 関東は台風一過、ぶり返したような残暑の日差しの横浜市中区伊勢佐木町の旧松坂屋跡「マツザカカトレアプラザ」前での路上、街頭紙芝居に巡業しました。19年前の夏の終わり、8月30日の音楽グループ「ゆず」の最後の路上ライブは、台風の暴風雨の中だったとお聞きします。時は移り今台風一過の同じイセザキ町旧松坂屋の前で、「ゆず」の育った磯子区岡村の”横浜最後の街頭紙芝居師”故・鷲塚隆さんが寄贈され「横浜市有形民俗文化財」に指定いただいた、その街頭紙芝居を上演させていただくことに本当に感謝を感じます。

 厳しい残暑、炎天燃えるような中に街路樹「かつら」の日陰に多くのお客様が集まり、鷲塚師匠の紙芝居を見て下さいました。「まぼろし探偵長」「風雲流五郎」のお馴染み、ご存知シリーズ!に加えて漫画もクイズも登場しました。よいお客様でした。お客様の中の若いご夫婦。2回目の紙芝居に約束を守って見に来てくださいました。ありがとうございます!でも、奥様はクイズの天才!最難問の「へび」ばかりでなく「(魚の)ほうぼう」の正解までも突破され、私はホウホウのテイで紙芝居に入りました。奥様もご主人様も魅力的な方でした。街頭紙芝居を重ねて多くの方とお会いする中にいつまでも心に残る方がいらっしゃいます。そのようなご夫婦でした。

 さてもう一人、心に残るお客様。伊勢佐木町で生まれ育ったおばあちゃま。吉田中学では桂歌丸師匠の後輩とお聞きしました。昔の良きイセザキ町、そしてなつかしき伊勢佐木町の思い出がよみがえり共演したちんどん「ミッシェル座」と私に「楽しかったわよ!」「感謝するわよ!」と飲み物の差し入れをしてくださいました。本当にありがとうございます。

 台風一過の横浜のイゼザキ町に、昭和のやさしい、なつかしい風が吹き抜けたと感じます。タウンニュースの宇山先生、魅力あふれる素晴らしい方でした。そして長谷支配人、露木さん他皆様。本当にありがとうございました。よい勉強をさせていただきました。思い出に残る時間が過ぎました。ありがとうございます!!

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