中央図書館、歴博で街頭紙芝居展がスタートします

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 横浜市中央図書館では11月22日から、横浜市歴史博物館では12月10日から両館が所蔵する貴重な街頭紙芝居の「展示会」が開催されます。秋の読書週間が終わり、晩秋から初冬へと季節が大きく変化する11月。今日は歴博ラスサタ紙芝居も開かれました。

 私はこの二館の紙芝居を3回の公演で「マンガ」「空想科学冒険アクション」「チャンバラ時代劇」をチョイスして上演しました。1回目は15人、2回目は27人、3回目は30人のお客様です。もう一人の演者の高橋さんも漫画とクイズの他「少女もの」を演じています。

 大変印象に残るお客様のグループがありました。ラスサタでは上演前に昭和の当時の雰囲気を感じていただくため”飴(あめ)”を販売しています。上演前の時に限定で許可をいただき販売しています。グループリーダーの方が6個求めれました。メンバーの方に支援が必要な方がいらっしゃる様子でした。その後、私に小声で「3個追加で」とのこと。後で合流する方のために平等に与えたいと。その方の物腰は優しく、配慮に溢れて深く印象に残りました。私にとって毎回の出会いが忘れられない思い出になります。ありがとうございました。

 11月29日、30日の午後は、中央図書館玄関前で「街頭紙芝居の会」を開催します(雨天等の状況で館内会議室になります)。「雨でも楽しい、晴れればもっと楽しい」と好天を願いますが、気持ちは自然体で取り組みます。かつての尊敬する紙芝居の先達には及ばないかもしれませんが、私なりに鷲塚さんはじめ多くの方々へ強い感謝と共に、やさしく強いメッセージをお伝えしたいです。今、ネットでは”紙芝居プロを自認する方”がみられます。”プロ”の自称は自由なのですが、私はその前に大切なことを忘れずに、と自身に言い聞かせ心を向けさせていただきたいと思います。頑張ります。