秋晴れの歴史博物館、街頭紙芝居講座の最終日です

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 秋晴れの日曜日、歴史博物館主催の「街頭紙芝居デビュー講座」の5回目講義を無事終了しました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。最終講義は「実技編」です。

 内容は「90分三本勝負」と銘打ち①街頭紙芝居の演目選択、②上演修練、③お客様他との協調、調整による自身の”紙芝居の宇宙”の創成、がテーマです。参加者は人生はじめての「街頭紙芝居」の本格上演に取り組み立派に成果を残しました。本当にご苦労様でした。事前に刈田学芸員が”少しでも本格的な上演環境”を、と二カ所に会場を確保し、自転車舞台と太鼓も準備してくださいました。メーン会場は平成24年夏、故・鷲塚隆師匠が入院中の病院から刈田さんに同伴されて来場された「鷲塚コレクション寄贈紙芝居上演会」のゆかりの会場です。鷲塚さんも喜んでくださっていることと思います。

 昭和の記憶遺産、街頭紙芝居は世代を超え”老若男女”に楽しさを共有していただけるツールです。昭和の”爆笑王”と言われた初代・林家三平さんは会場の8割のお客様の笑いを目指したと言います。昭和33年10月、その三平師匠の”真打披露”で当時の落語協会会長・古今亭志ん生師匠が次のように口上を述べています。

 「三平君は今度真打になりました」「(これからは皆様が)手をとって、引きあげていく山登り!」「林家三平君をお引き立てのほどお願い申し上げます」。故・鷲塚師匠も、そのようにおっしゃっているように思います。講座修了の皆様、12月11日(日)、18日(日)の「歴史博物館街頭紙芝居デビュー講座発表会」楽しみです。頑張ってください!