歴博7月ラスサタ紙芝居に巡業しました

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 梅雨明け後の週末。まぶしい太陽が照りつけます。7月のラスサタは、なつかし亭の他に和田さん、高橋さんの3人が参加して1時間おきに6回の紙芝居公演を開催しました。会場は歴博玄関横の、”軒下”をお借りしての”夏の街頭紙芝居”です。冷房の利かない屋外、日陰の効用はあるものの演じ手もお客様も汗をかきながらの紙芝居となりました。

 高橋さんは「大怪獣ダイラ」の他、所属する三邑会の紙芝居やクイズ、和田さんは「少年スピード王」の連続モノの他自分で所蔵する「黒百合城」や自家製クイズを上演しました。私は、夏休みスペシャルとしてふだんは演じない街頭紙芝居以外の「善光寺のお血脈のご印」を独演時間に上演しました。他に自家製クイズと漫画「お山の金ちゃん」「とんとん金ちゃん」そして「風雲流五郎(20巻~22巻)」の上演です。

 ご来場のお客様は①14人、②11人、③36人、④46人、⑤15人です。この日私の敬愛する大切な元上司の方の通夜式があり最終公演を待たずに退席して斎場に向かいました。永年働いた組織の中では”クジ運が悪い”と思うこともありましたが、この方と出会えたことは本当に幸せでした。忘れることのできない深い絆を感じる方でした。追いかける背中が一つなくなり、お香を手向け合掌する手が震えます。

 夕暮れ時、外は変わらない暑さ。帰りの歩道には照り返しの中、長い片陰ができています。その中を心を許す友人たちと帰途につきました。

 片陰(かたかげ)をゆき 中年を過ぎにけり   岸 風三楼

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