紙芝居千秋楽。刈田学芸員が上演!

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 横浜市歴史博物館で今年最後の紙芝居上演会。文化財となった鷲塚さんの紙芝居寄贈の道筋をつけた方、刈田均主任学芸員が”一年1回”の特別紙芝居上演です。歴史博物館は明日から年末年始の休館に入ります。来館者も高齢者や親子連れの姿が目立ちます。最初の紙芝居は16人、2回目15人、3回目25人の方々で「漫画」「少年アクション」「時代劇」そして「悲哀もの」と街頭紙芝居のオールスターが登場しました。

 刈田さんは2回目の「お山の金ちゃん(お風呂の巻)」で登場、そして最終回には鷲塚コレクションの代表作「まぼろし探偵長(暗黒街)」の第1巻を演じました。刈田さんほどの全国的な知名度と研究実績を持つ方で”街頭紙芝居”を演じられる方は他に知りません。1年に1回のみの上演は、”七夕の日”の巡り遇いのようなものです。素晴らしい紙芝居でした。

 1年が終わり、また新たな年のスタート。めぐる季節に私も確実に歳を重ねながら、新しい”出会い”と”冒険”の旅に出かけます。去年より今年、今日より明日に向かって少しでも”人生の深い詩(うた)”が歌えるように精進します。

 空に向ってあげた手に
 若さがいっぱい飛んでいた
 学園広場で肩くみあって
 友とうたった若い歌   (「学園広場」 昭和38年)