文化財指定特別展、4回目の特別紙芝居

画像の説明 画像の説明

画像の説明 画像の説明

 12月22日(火)、冬至の日に特別展示4回目の街頭紙芝居上演しました。1回、2回目の公演は各回9名。3回目は4名のお客様です。各回ともに忘れられないお客様に出会いました。お一人は旭区から特別展のチラシを見て来場された女性。「紙芝居を見に来たのよ」「14時の会に間に合うように来たけど1回目から見られたわ」と3回すべてをご覧くださいました。そして、さわやかにお帰りになりました。本当にありがとうございます。そして、もうお一人は、障害のある青年と付添の方です。彼は”なぞなぞクイズ”の回答に全力で取り組み、上演した「赤外流星人(3巻)」を見ながら邪悪な犯罪者と戦うヒーロを真剣に応援して下さいました。本当に素晴らしいお客様です。ありがとうございます!

 今回の鷲塚紙芝居コレクションの有形文化財指定は多くの方々に感謝と喜び、そして出会いを創造してくださいました。今日の紙芝居もその一つです。もう一つは、これから横浜の街を生きる”平成世代”の方々への時代を超えた邂逅です。横浜の指定文化財で今回のような「昭和世代の資料」は、史上初とのお話もお聞きしました。鷲塚師匠も本当にお喜びでしょう。そして、世代を超えて今再び、文化財指定により生命を吹き込まれた昭和の記憶、忘れられた”街頭の華”、街頭紙芝居も喜んでいることと思います。喜びに喜びが重なり、笑顔に笑顔が連なり今、また感動が水面の波紋のように拡がります。

 私も魅力あふれる”昭和の風”を、胸いっぱいの感謝でお伝えしていきます。