新潟柏崎の紙芝居、不戦勝でした

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 秋の新潟に帰郷しました。母の通院に同行して、一年ぶりに主治医の先生にお会いして家族の希望を伝え、今後の治療についてうかがいました。毎月の通院に同行することはできませんでしたが、先生は的確に症状を把握し様々な治療に挑戦し、そして服薬も体に負担の少ないように三分の一にして症状の安定を図って下さっていました。CT画像なども印刷して下さり母も私も、本当に納得できました。

 帰宅途中に寄り道です。新潟県新発田市から柏崎市に足を延ばしました。柏崎は昔、友人の結婚式に大学の学長だった恩師とともに参加した思い出の街です。海側から義兄の住む十日町市川西町に向かい、高柳町の「じょんのび村」に立ち寄りました。夏休みには子ども達であふれる”子どもの王国”があり、広大な公園・村内での紙芝居上演許可をいただき巡業したのです。

 周辺の渓谷には秋桜(こすもす)が咲き、秋の収穫を前にした稲穂が揺れています。素晴らしい新潟の秋です。ところが、なんと子どもも大人も”村内人口”はゼロ。秋空の下、全く人がいないのです。残念ですが紙芝居はあきらめて、素泊まりで1泊することにしました。でも驚きました。素晴らしい温泉です。泉質も、露店風呂も最高。「大相撲」で言えば、相手がいないので紙芝居巡業は”空振り”ですが、新潟の秋を満喫し癒されました。これは”不戦勝”だと納得できました。なつかしい柏崎、そして高柳町は私の大好きな巡業先になりました。今度必ず、村民の皆さんに”なつかし亭紙芝居”をお届けします!