高校同窓会総会で励まされ、また一歩!

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 鶴見区内の県立高校が私の母校です。今日の同窓会には毎年多くの先輩達が参加し、なつかしい日々が思い出されます。2年前の同窓会報に私の紙芝居活動が、見開きで紹介され、見知らぬ多くの卒業生からお声をかけていただきました。同期生・同窓生の多くは厳しい時代の風に負けることなく、しっかりと根を張り、ひたむきに日々を生きています。それを知るだけでもまた大きな励みを感じます。校歌の一節にある”七つの海をつなぐ船”に、と獅子吼した青春の時代は思い出となりましたが、まだまだ心を燃やして頑張ります。

 私の紙芝居は多くの仲間に支えられていますが、相撲愛好者の友人から「大相撲の拍子柝(き)」をいただきました。「木」ではなく「柝」とかく”相撲の拍子柝”の複製品です。本物は「桜」ですが、これは「樫(かし)」です。本物の「柝」のように高い音ではありませんが、紙芝居の拍子木より高めの音で鳴らしやすく、使いやすそうです。

 土俵の”呼び出し”さんは、相撲の一番ごとに勝負の”前触れ”に鳴らしています。戦後の街頭紙芝居はどうでしょうか。生活の糧のために日々、ショバを歩いて拍子木をたたいた街頭紙芝居のおじさんは、同じように家族のため自身の生き残る勝負のための”拍子木”だったかもしれません。「カチカチカチ~ン」。拍子木は昭和を代表する音の記憶ですが、音にも思いが込められていることに気が付きます。