歴博8月のラスサタ。夏の終わりに再起動です

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 8月のラストサタデイ紙芝居。館内は小中学校の二学期も始まり、夏の賑わいは一息ついて秋の気配です。3回の公演もお客様は1回目18人、2回目12人、最終回は23人の方が見てくださいました。(出演は私の他高橋さん、和田さん。演目は「赤外流星人」「少年スピード王」「大怪獣ダイラ」他漫画やクイズ)

 お客様の中には、都筑区北山田コミニティハウスを会場に、区内で初めて認知症デイサービスの”カフェ・コツコツ”を開設した赤澤さんのご家族が来場。過日は、旧友の阿部保健師のご紹介で”紙芝居巡業”に出向き楽しく紙芝居を上演いたしました。今日は教育紙芝居とは違う故・鷲塚師匠の街頭紙芝居です。いかがでしたか?「先日とは、違う紙芝居でしたが面白かったです」と赤澤さん。ありがとうございます。

 私は、生前の鷲塚師匠に直接お願いして、現在歴博に寄贈されている貴重な紙芝居250巻の上演をお許しいただきました。その時、鷲塚さんは、今も忘れることのない言葉を私に伝えました。「金儲けに使ってはダメだよ」「世のため人のために使って」と。私はその言葉に従って、そのお気持ちを受け継ぎ複製を作り貴重な紙芝居を使わせていただいています。

 先日、南区区内の小学校4年生の総合学習で紙芝居の時間を作っていただくことになりました。昨年、「大佛次郎記念館の企画展」に大佛作品をテーマとして絵画を展示出展した小学校の生徒達です。6月には学校で紙芝居を上演しました。その皆さんと秋には紙芝居を手に取り、読み、伝える素晴らしい取り組みの企画が進行しています。

 私も大きな喜びで取り組みます。故・鷲塚師匠が私に残してくださった紙芝居を、条件や時代が違っても子ども達に、若い世代に継承させていただくこと。その使命と喜びを感じています。本当にありがとうございます!小学校4年生の皆さん、楽しく取り組みましょう。よろしくお願いいたします。

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