子どもの文化研「戦争と紙芝居」展が始まりました

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 日本の子ども文化・紙芝居を戦後の昭和・平成の時代を超えて牽引するトップリダー「子ども文化研究所」。その関係者の皆さんが全力を傾注して実現した戦後70年特別企画「戦争と紙芝居」展が、8月20日(木)より23日(日)までJR目白駅前の「子ども文化研」3階ホールで開催中です。

 研究所が所蔵する3800点もの紙芝居資料の中で、190作の国策紙芝居がありますがその中で、53作のえりすぐりの貴重な実作品を会場いっぱいに、すべて概要・解説をつけて展示しています。戦時中の戦争協力を余儀なくされた悲しい紙芝居の、その息づかいが私達に迫ってきます。戦後70年の節目の、8月によくぞ開催してくださいました。心から感謝です。

 国策紙芝居を、耳と目とそして肌で感じる企画は、同時に開催される「国策紙芝居公開上演」です。8月21日(木)は資料室の元山三枝子さんが上手に司会・進行をされて「義農作兵衛」「つらぬく誠」の二作が上演されました。実演は小室光さんと斉藤靖子さんが担当です。お二人は実演家の名手で本当に素晴らしい紙芝居でした。久しぶりに、”名演”を堪能しました。ありがとうございました。元山さん、皆様ありがとうございました。

 さて明日の担当は私、なつかし亭です。「チョコレートと兵隊」を読みます。名人の後の紙芝居は緊張します。明日は大丈夫でしょうか。”キンチョーの夏”に負けずに、しっかりと取り組ませていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。