歴博「横浜のあゆみ」大企画展。実習生も研修の夏!

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 ”ヨコハマ3万年の交流”をテーマに、「横浜のあゆみ」を”ヒト・モノ・マチ”から多角的に歴博やユーラシア文化館が総力を挙げて企画実施中の大イベント。その大盛況の歴博で将来の学芸員を目指す学生さんたちの、”博物館実習”が行われています。博物館学芸員の裏方作業の実務のすべてとその息づかいを実体験する貴重な実務研修です。

 実習中の7人の学生さんはキラキラする瞳を持つ若者達です。刈田主任学芸員、羽毛田学芸員が大学で講座を持つ、その中の生徒の方も参加。将来の日本の歴史・文化施設を支える皆様が厳しい残暑の中に、実習を重ねています。

 本日の実習作業は、街頭紙芝居「森の怪奇館」の保存作業と状態確認です。全25巻、約250枚の貴重な紙芝居を吉川先生から1枚づつ写真撮影する方法を教えていただき、その表裏を確認しながら撮影保存する作業が始まりました。

 私は、刈田さんのご紹介をいただき「まぼろし探偵長暗黒街」(第1巻)を故・鷲塚師匠が寄贈された貴重な現物で上演させていただきました。また国策紙芝居「チョコレートと兵隊」も上演させていただきました。戦後70年の節目の8月に私なりに思いを込めて紙芝居を実演しましたが、平成生まれの若い学生諸君にはどのように伝わり、映りそして受け止めていただけたのでしょうか。上演の機会をいただき本当にありがとうございます!