栄区翠風荘、”記念事業オープンデー街頭紙芝居!”

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 なつかし亭は、栄区老人福祉センター「翠風荘」に4年前から紙芝居の巡業を続けています。毎回毎回、出会いがあり発見があります。”社交辞令”ではなく、よきお客様と”勉強”させていただける貴重な機会です。森田所長、そしていつもコーデイネートして下さる本瀬副所長に本当に感謝です。

 栄区30周年記念事業の”施設オープンデー”。しかし”栄プール”も”翠風荘”も強烈な炎暑の中、本当に人影がまばらです。それでもお声をかけて10名以上の方が紙芝居を見てくださいました。口開けは「たのきゅう」です。そして街頭紙芝居の漫画でつないで、戦後70年の節目の時代を思い「国策紙芝居」を上演しました。大ホールからはカラオケ大会の昭和歌謡が流れます。その歌をバックミュージックに私も、「国策紙芝居」に挑戦しました。そして、一呼吸入れて「杜子春」と街頭紙芝居の鷲塚コレクションの中から「まぼろし探偵長・暗黒街」第1巻の上演でお開きです。

 上演した「国策紙芝居」と「杜子春」の絵は伝説の画家「小谷野半二」さんです。お客様にどう受け止められたのか、私の心が騒ぎます。しっかりと感想をお聞きする時間がありませんでしたが女性の方が「よかったよ!街頭紙芝居は生き残って欲しいよ」と。ありがたい一言です。そして、国策紙芝居の上演中のこと、「思い出すと悲しくなるね・・」とお客様が漏らした一言。私の心に響きました。

 悲しい思い出とともにある「国策紙芝居」。それをしっかりと心に置いて上演してまいります。戦後70年の節目に、これから「国策紙芝居」を上演の機会があります。その上演に精魂を込めて取り組みます。本当にありがとうございます。夏の炎天に秋のみのりを感じました。これからも力を尽くして、紙芝居をお届けしてまいります。皆様、本当にありがとうございました。