紙芝居の金字塔!五山賞に、堀尾賞・右手賞が輝き添える!

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 紙芝居の金字塔、第53回五山賞に今年は堀尾賞と、右手悟浄・和子親子二代の業績にちなむ右手賞が新設されました。そしてその右手賞の初代受賞者として崇敬する梅田佳声先生が受賞されました。記念の演目は「恩讐の彼方に」です。本当に素晴らしい。息をのむ感動です。

 歴史的な授賞式は7月7日(火)18時からアルカデイア市ヶ谷(旧私学会館)5階「大雪の間」で開催。参加させていただき本当に感動しました。100人を超える児童文化・紙芝居の研究と普及に献身する多くの方々が全国からお祝いに参集されました。会の裏方を務める子どもの文化研の関係者、鈴木孝子事務局長や菊池好江さん、高瀬あけみさん達著名な実演者や研究者の方々が各担当に分かれて運営に協力。やさしく、あたたかい会の雰囲気を演出しました。本当にありがとうございました。感動が体中にあふれました。

 お客様の中に「ねぎぼうずのあさたろう」の著者で絵本作家「飯野和好」先生を見つけました。6年前に「ねぎぼうず・・」に”惚れ込み”、出版社を通じて飯野先生に絵本を紙芝居仕立てに複製し上演する”許諾”をいただくお手紙を出した私。快諾して下さった先生のご厚意に、6年ぶりに直接感謝とお礼を伝える機会をいただきました。本当にありがとうございました!夏の単衣の着物に角帯をきりりと締めた、この日の先生のカッコ良さにまた″惚れ込み”ました。

 紙芝居の世界は、個性あふれる演じ手と創作者の世界です。しかし、共通点は作品とお客様に真摯に向き合い、深め工夫し、進歩を目指す情熱だと痛感します。帰り道、雨上がりの歩道を歩みながらまた明日に向かって元気が湧いてきます。紙芝居、私も頑張ってまいります!
 

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