歴博ラスサタ紙芝居は3年目へスタートです

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 2年前の4月からスタートした歴史博物館のラストサタデイ紙芝居は3年目に入ります。故鷲塚隆さんの貴重な街頭紙芝居をなつかし亭と和田さん、あややさんの3人態勢で毎月末土曜日に歴史博物館で定例開催を続けてきました。

 今回、3回の公演はすべて施設玄関前の”街頭”で開催し合計約80名のお客様に見ていただきました。演目は「少年スピード王」「大怪獣ダイラ」「赤外流星人」に加え「クイズ」「漫画」とすべて街頭紙芝居オンパレード。

 終了後、打ち上げを兼ねて”反省会”を開催し、歴博刈田主任学芸員も参加、これからの鷲塚コレクションを含め”街頭紙芝居の普及”を話し合いました。故鷲塚隆師匠の遺志でもある紙芝居の次代への継承に、精一杯頑張りたいと団結を誓いました。”席亭でもあり貸元”役の刈田さんは、鷲塚コレクションを全国に紹介し、その”やさしい風”を発信された方です。席上私にもこんな助言をしてくださいました。「3人ともよく継続してくれました」「みんな街頭紙芝居の世界では発展途上です」「なつかし亭さんも”発展途上”です」と。ありがたかったです。私の今後の可能性を理解し、そして自分だけで大きな責任と使命感を背負い込みがちな私を応援して下さいました。焦らず、急がず一歩一歩足を進めます。ありがとうございます。もう6月です。夏を告げる風が街を吹き抜けます。

 芍薬(しゃくやく)の一ト夜(ひとよ)のつぼみ
                  ほぐれけり

                 久保田 万太郎

 人も旅人(たびびと)我も旅人 春惜しむ
                  山口 青邨