麗しの島、台湾。今年もよろしく!お願いします。

画像の説明

画像の説明 画像の説明

 今年も”麗しの台湾”を訪問しました。4月17~20日、大切なご先祖様を供養する”清明節”の台湾には日本の「お盆棚」のような飾りや”お花”を売る人達で街頭が賑わいます。私は、台北市民の皆さんとご一緒にご先祖や自身の願いを”燈籠(とうろう)”に託して川に流す”水燈節”に参加させていただきました。本当に感動でした。

 多くの出会いの中の素晴らしいお一人が、「日本華商総会」副理事長の林三統先生です。台湾と日本という二つの祖国を持つ林先生達”華僑”の方々は歴史の過酷な運命に翻弄されてきました。それが豊かな人間性に昇華しています。高い見識と高潔な人格には初対面から圧倒されます。本当に素晴らしい方です。

 幼少期より日本で暮らした林先生は日本人より日本人らしい礼節を備え、昭和の時代のなつかしい雰囲気が漂います。子どもの頃の「街頭紙芝居」の思い出もその一つ。”水あめと街頭紙芝居”の話題が尽きることはありませんでした。

 思えば、”横浜最後の街頭紙芝居師”鷲塚隆さんは、貴重な街頭紙芝居を歴史博物館へ寄贈することで人が人に伝える大切なものを私達に託しました。林三統さんは、祖国台湾と大切な日本の友人・知人達との友情と絆で大切なものを次代に継承しています。お二人に共通する強さと優しさを感じます。これから、関係者の皆さんに”なつかし亭”の街頭紙芝居を見ていただく機会をご相談をいたしました。

 大好きな台湾を初めて訪問して6年が経過します。たった一人で桃園国際空港に到着し、言葉もわからず戸惑ったその時をなつかしく思い出します。その初心を忘れずに頑張ります。今年もよろしくお願いいたします!

画像の説明 画像の説明