歴博2月のラスサタ紙芝居、冷や汗で終了です

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 2月28日(土)、歴史博物館のラスサタ紙芝居に久しぶりに、和田さん、あややさんと私の3人がそろって出演しました。1月から開催中の”鶴見川流域のくらし展”も、多くのお客様でにぎわっています。新聞紙上で大きく取り上げられたこともあり大きな盛り上がりです。絶対おすすめの”企画展”です。

 紙芝居は、和田さんが「まぼろし探偵長」や私有の街頭紙芝居を熱演。またあややさんは、関西の三邑会の街頭紙芝居を上演しました。私は、「赤外流星人(第3巻~5巻)」を初めて上演しました。89名のお客様の中には、明日娘さんの結婚式のため北海道から来られた父子の方が、”時間に余裕があったので来館しました”と。私より少し若い世代のお父様でしたが本当に真剣に、紙芝居を見てくださいました。愛する娘さんの結婚の門出を前に、自身の生きた昭和の時代を思い出されていたのでしょうか。私も感動しました。ありがとうございました。

 私は深い反省があります。いつも新しい紙芝居は、”裏書”と”すじがき”を再構成してそれから稽古を重ねます。特に新作上演の時は、せめて事前に親しい施設やグループの方に”かけて”から上演することを定石としてきた私です。しかし今回はプレ上演などの稽古をしていませんでした。”すじがき”はしっかり準備しましたが、稽古(けいこ)不足に申し訳なさが募りました。本当に反省です。

 紙芝居は一期一会の出会いです。それに納得のいく紙芝居ができますよう、また出直しです。明日から弥生三月。今回の私の紙芝居の低迷は、心境の低下でもありました。鷲塚師匠なら何と言われるでしょうか。新しい明日へのスタートです。

 ”双六(すごろく)の振出という初心あり”

 楽しく明るく春風に誘われる草木の芽のように、私も成長していきたいです。

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