師走の風の中、新しい家族と一緒に再起動!

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 今日から師走。退院後には家族の結婚があり、新しい家族と一緒に私も再起動です。紙芝居を急にお休みしてご迷惑をおかけしましたがまた徐々に紙芝居巡業も始めます。どうぞよろしくお願いいたします。

 12月の紙芝居といえばご存知「かさじぞう」。貧しい老夫婦の大晦日のものがたり。雪の中、おじいさんが″野中の六地蔵”に売り物の編笠をかぶせます。ひとつ足りない笠の代わりには自分の手ぬぐいをおかぶせして帰宅。信心深いおばあさんの優しい言葉と温かい白湯が冷え切ったおじいさんの体と心にしみます。
 そしてその深夜。激しい吹雪の中”地蔵に笠くれた、爺と婆の家はどこダア~!”の声とともに米や野菜、魚を背負った六人お地蔵様がお礼にやってくる大晦日の夜の”奇跡”の物語り。

 20年以上前、この紙芝居を読み聞かせた娘が今、結婚。退院した私はその結婚式に参加しました。貧しくとも仲睦まじく!”吹雪や風”も笠でしのいで”春”を待つんだヨ!

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