第35回よこはま技能まつりに紙芝居上演

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 関内の横浜公園で開催された「第35回よこはま技能まつり」は大盛況のにぎわいでした。なつかし亭は昔からの友人知人にお声をかけていただき毎年、街頭紙芝居を上演しています。今日は小原元青年部長の自転車を借用して会場内の”空き地”や”テントの軒下”で昭和のなつかしい紙芝居を実演しました。「豆腐屋さんのラッパ」も豆腐業界の長老さんが吹鳴(ふきならし)して協力してくださいます。

 メインステージでは横浜の誇る「建具職の名工」田中利男会長の精緻な建具の組子細工の実演も披露され”ハマの技能職オールスター”がそろい踏みです。日本一の名工田中会長は私の特製「ヒノキの紙芝居舞台」を製作して下さった方です。無理を言いどこにもない素晴らしい紙芝居舞台を作っていただきました。今日も一緒に巡業した、持田祐次さんの「自転車舞台」とともに、いつもつたない私の紙芝居を見守ってくれる舞台です。ありがとうございます。皆様のおかげで、今日の私があります。

 演目はクイズ、漫画、少女もの、少年活劇、チャンバラです。立て看板とアナウンスで呼びかけて毎回50人以上の方が、しゃがみこみ、座り込み、また立ち見で街頭紙芝居を楽しんでくださいました。本当に楽しかった。

 私にお客さんの少年が語りかけます。「オジサンどこから来たの?」「どこへ行くの?」。同じ質問を60年近く前に私も紙芝居オジサンに聞いたことがありました。「うん、遠くから来たよ」「遠くまで帰るんだ」。私も、そのオジサンと同じ答えをその少年に返しました。またお会いしたいです。いつか、どこかで。それまで元気でね!楽しくね!横浜公園に秋の深まりを感じました。

 *「なつかし亭を見る」にも記事を掲載しています。ぜひご覧ください!!