新潟・黒川病院お見舞いのベッド脇、紙芝居!

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 新潟に3日間帰郷しました。稲穂が初秋の風に揺れています。空気も水も妻の故郷はいつもやさしく、温かく私を包んでくれます。新発田市内の実家に立ち寄って県北下越・胎内市黒川病院に入院中の義父を見舞いました。

 入院ベッドの脇で足元に紙芝居を置いて即席の街頭紙芝居を上演。演じ手・お客がひとりづつの”紙芝居の対面販売”です。演目は「お山の金ちゃん」(393巻)の実物です。ひび割れ、磨滅した60年前の街頭紙芝居が連綿と継承され、昭和の激動を生き抜いてきた父の目の前に置かれています。父は「おおッ、金太郎か!」と。「金」の字が金太郎を連想させたのでしょう。最初から2~3枚だけを読みました。本当に喜んでくれました。感動でした。

 近藤婦長さんにもお会いできました。この秋で、父の入院は2年目に入ります。みなさんのおかげで、今があることに本当に感謝しています。院長の関野敏先生は「広報しばた」9月号に認知症予防の大特集で登場されていることを新発田市民の母が知らせてくれました。今。黒川病院は市町村の枠を超え、新潟の高齢医療現場の中心を担っています。婦長さん他皆様、またぜひ紙芝居を見てください。私もまだまだ、精進してまいります。またお会いしたいです。