「TOTO」キッズ夏祭り、紙芝居上演です

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 港北ニュータウン「センター北駅」周辺はおしゃれな商業施設が並ぶ、新しい街角です。その一角「TOTO」ショールームのキッズ夏祭りに紙芝居上演いたしました。この街の”ランドマーク”横浜歴史博物館は地域の元気を応援する取り組みも実施中で、歴博の可知係長もオリジナルうちわを配って夏休み特別企画展示「蒔田の吉良氏」を出張PRしました。
 紙芝居は2回上演。「教育紙芝居」と街頭紙芝居「まんが」の演目を、夏休みの楽しい時間を過ごす親子連れ約50人以上に見ていただきました。
 夕方には博物館実習中の学生さん12名に「街頭紙芝居」を上演して紹介しました。この日の実習作業は、刈田学芸員と吉川映像担当の指導を受けて貴重な60年前の街頭紙芝居の本物の整理と記録・調査作業です。学生たちは「紙芝居資料は利用され活用されて、次代を超えた生きた生活文化、街頭文化資料として継承される」と指導を受けて真剣に取り組んでいました。歴博には故・鷲塚隆さんからご寄贈いただいた貴重な紙芝居数百巻が保管されていますが、今日の作業はその他に研究を依頼されている貴重な資料です。
 歴史博物館の街頭紙芝居を単に文化財として死蔵する保存手法ではなく、横浜市民の財産として”生きた資料として継承する”姿勢にはいつもながら頭が下がります。横浜市民としても感謝と誇りを感じます。素晴らしい施設、素晴らしいスタッフの方々です。私も演じ手の一人として、多くの方々に紙芝居の楽しさ、なつかしさ、そして貴重な世代を超える魅力をお伝えしてまいります。ありがとうございます!