昭和館を訪問しました

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 東京九段の昭和館を訪問しました。ご多忙の中、時間をいただいて面談した学芸課長のWさんは昨年4月、梅田佳声先生と永田為春先生が出演された街頭紙芝居特別上演の企画でお会いしました。控室で3人並んで写真を撮っていただきました。そんな思い出をたどりながら国策紙芝居の歴史的な意味や魅力について教えていただきました。

 昭和館は戦中のきびしい時代の中で、日本人が体験した生活や労苦を次代に継承していくためのメッセージが資料として展示されています。その中には、街頭紙芝居の他国策紙芝居が500巻ほど収蔵されているとのことです。

 紙芝居の歴史の中での位置づけや演じ方の視点など示唆に富むお話を伺いました。ありがとうございます。私がこの秋から冬にかけて向き合うことになりそうな国策紙芝居のイメージが具体的に広がります。

 今年は太平洋戦争終結後68年を経過します。名もない市民が困苦と欠乏、不安と恐怖の中で日々を過ごした戦争の時代、でもその時代こそは「紙芝居」が輝いてもいた時代でした。その時代があってこそ、今日の教育紙芝居の隆盛があり私の愛する街頭紙芝居の世界が続いていることにあらためて気が付きます。ありがとうございます。W課長、お忙しいことと思いますがどうぞ健康にご留意して御活躍下さい。