なつかし亭を見る

9月14日(金)、合歓(ねむ)の木の緑があざやかな寿福祉センター保育所の「敬老ふれあいデー」に紙芝居上演しました

保育園は寿町の中心「寿労働センター」の目の前。子ども達は厳しい残暑にも負けずに高齢者を囲み大はしゃぎでした。

 かつて東京の旧山谷地区とともに横浜の“ドヤ街”と呼ばれたこともある寿町。今は、高齢独身者の多い福祉の街に変貌しています。昭和43年から労働者の街横浜寿町で子ども達の拠点として活動してきた寿福祉センター保育所はいつも子ども達の安心した笑顔が印象的です。

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 保育園の創設以来43年間園長を務めた村田園長先生が港北大倉山保育園に異動された後田中園長先生が赴任されました。「敬老ふれあいデー」はその田中園長のご挨拶でスタート。古川保母がリードして子ども達の心のこもった歌を皆さんにプレゼント。ご招待した園児の祖父母や日頃から地域で保育園を支える老人クラブの皆さんは大喜びでした。

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なつかし亭が紙芝居推進委員を務める横浜市内唯一の保育園。いつも頼りに、心のよりどころにしている皆さんです。

 前村田園長は横浜の保育・福祉の両分野で大変有名な方。寿町でも先生を知らない人はいないような方です。この村田園長と主任保母の南雲先生のお二人が運営する社会福祉法人とご相談の上で紙芝居を受け入れて下さいました。法人の上野理事を含めていつも感謝を忘れず上演しています。

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 この日は「おじいさんといぬ」「まぼろし探偵長」の2巻を上演。そしてこの後楽しいイベントが続きました。ご招待の高齢者の方々を園児が囲んで「似顔絵お絵かきタイム」。私も「高齢者」の仲間に加えていただき子ども達に似顔絵を描いてもらいました。どの顔も本物以上のイケメンに描いてくれました。本当にどうもありがとう。中には合唱曲の「とんぼのめがね」のイメージでメガネをかけたトンボを絵にした子どもも。よく似てますよ。私、いつも“極楽トンボ”と言われているんです。
 

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 締めくくりは「お食事会」。メニューは「オカラのつくね煮」「パプリカと春雨炒め」「大根と油揚げの味噌汁」「白米」、そしてデザートはリンゴでした。おいしかったです。

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 本当にごちそうさま。この頃、なぜか昼食を食うや食わずの私。久し振りに心豊かなお昼をいただきました。ごちそうさま~!