なつかし亭を見る

新山下二丁目保育園での紙芝居

 平成23年6月15日(水)、中区の新山下二丁目保育園を紙芝居で訪問。横浜のランドマーク、山下公園やマリンタワーに近接するこの保育園は開設して6年目、港の潮のにおいが漂う素敵な保育園です。保育園関連の情報誌や待機児童の数からも、人気の高い保育園のひとつです。
 一歩園に足を踏み入れると誰でも実感する清潔で温かな雰囲気。堀園長先生やスタッフの方々の日々の努力が伝わってきます。日々のイベントも工夫を凝らし、魅力あふれる楽しい行事を重ねて子どもたちや保護者の心を鷲づかみしています。

画像の説明 画像の説明

年長さんには喜ばれた街頭紙芝居

 この日の紙芝居は1~2歳児の約30人に「ごあいさつできた」「たのきゅう」を上演。3歳児・年長さん約30人には「げたにばける」「たのきゅう」と街頭紙芝居の「まぼろし探偵長」を上演。年長さんは教育紙芝居と同様に街頭紙芝居も楽しんでくれました。
 運営法人の神奈川県匡済会は社会福祉法人では業界のトップランナーのひとつ。長い歴史、高いこころざし、福祉の感受性、実行力。そして人材の豊さと素晴らしさで、業界では抜群の力。この日は本部の重鎮のお一人上野先生が紙芝居を見て下さり、なつかし亭は珍しく緊張してしまいました。上手にできたかな?(みなさんスミマセン)。

港ヨコハマの原風景

 園の周辺は港の原風景が広がる。今から30年以上前、横浜市広報課発行からガイドブック「よこはまウオーキング」(今の「ヨコハマ・ウオーカー」ではない)が出版。実はこの本、有隣堂等の書店で1冊500円で販売されてベストセラーにもなった本ですが、この本の中でなつかし亭は山下公園や氷川丸、マリンタワー、シルクセンター、ホテルニューグランド(旧館)等を取材した思い出が。また、山下橋の釣り船店の船頭さんに取材した横浜港のアナゴやシャコ漁の話なども懐かしい。
 こうしたセピア色の懐かしい思い出に、今日はまた新たに嬉しい思い出が重なった新山下二丁目保育園の紙芝居巡業でした。本当に、本当にありがとうございました。