なつかし亭を見る

横浜歴史博物館「春休み紙芝居ひろば」は春満開。マラソン街頭紙芝居にも挑戦。すばらしい汗をかきました!


春休みの3/29~31。横浜歴史博物館の昭和の体験学習室では街頭紙芝居7回連続、マラソン上演に挑戦です。感謝!

北部エリアのランドマーク 紙芝居のポスターが掲示


 横浜北部エリアを代表するランドマークが歴史博物館。17年前の開館から今日まで郷土の歴史を学ぶ子ども達から考古学や民俗、歴史の愛好家まで幅広い利用者層を魅了し、横浜の魅力を全国に発信してきました。

 そして2年前の「大紙芝居展」は街頭紙芝居の魅力を再評価し、紙芝居の魅力を全国に発信する先駆けともなりました。
 今、全国各地で「紙芝居」の風が吹き始めています。そしてそれは、“昭和の記憶”“思い出の宝石”として街頭紙芝居再評価につながっています。

昭和の記憶が再現 「ちゃぶ台」が家族の中心


 全国に紙芝居の風を起こした「大紙芝居展」

 
 「大紙芝居展」は“なつかし亭”の忘れられない思い出のひとつ。刈田均学芸員のお導きで、香月洋一郎先生(元神大教授・民俗学者)を中心に浅草を中心に活躍中の上島敏昭、鈴木佳子先生方とのネットワークもできました。そして昭和の時代に、まぶしい光芒を放って消えて行った“街頭紙芝居”と“昭和の時代”のつながりに眼を開かされました。

施設の許可を受けました 路地裏での紙芝居屋


 歴史博物館2階の体験学習室は、春休み中「ちょっと昔をさがしてみよう」の展示として昭和30年代の居間の“ちゃぶ台”や電気釜、電気洗濯機、氷冷蔵庫など昔の生活道具が展示。路地の空間には、ガキ大将の声が聞こえてきそうな時代の記憶が再現されました。

昭和の時代空間で、街頭紙芝居をマラソン上演!


 皆様ありがとう 源三郎と対馬の守

 3月29日~30日(31日はエントランスホールで3回上演)は午後7回連続で街頭紙芝居を上演する初めての挑戦でした。鷲塚隆師匠からお許しいただいた「少年スピード王」(第1~2巻、27~29巻)、「風雲流五郎」(第5~9巻)、「まぼろし探偵長」(第1~7巻)、それに“開口一番”では「黄金バット」と「丹下左膳」を読ませていただきました。

 とにかく驚いたのは、長時間の繰り返しの上演に未就学児や小学校低学年の少年少女数名がお付き合いいただいたこと。毎回時間になると紙芝居舞台の前にしっかり座っているのです。
 
 これまで各地で多くの方々に見ていただきましたが、驚愕の体験でした。きらきら輝く幼い瞳が「おじさん、面白いよ」と語りかけてきます。ありがとうございます。私も、今日から今から、新しい春にスタートです。


悪党二人の酒盛り 「おいもころころ」の和尚さん

歴史博物館の皆様、上演の機会をいただき感謝です。羽毛田さん、井上さん、高橋さん。吉川さんポスター写真感謝です。そして刈田さん、ありがとうございます。本当に!
いつもいつも受付や各フロアーでお客様を温かくやさしく迎えて下さる筒井さん、中山さん、狩野さん他皆さん。体験学習室の千葉さん、田島さんお世話になりました。武井先輩、矢嶋さん新しい出発ですね。私も、これから皆様の“背中”を思い出し頑張ってまいります。またお会いしたいです。紙芝居、精進いたします。感謝!!