神奈川県の自立支援モデル事業として開催した「若者講座」の紙芝居ワークは今日で終了。講師の“なつかし亭”は、いつか再び皆さんとお会いしたいです!その日までお元気で!
冷たい雨に煙るランドマークタワーを望む紅葉坂青少年センター別館を会場に開催した「紙芝居ワーク」は無事終了。参加者の皆さんと紙芝居の魅力を堪能した時間でした。
2月25日(土)、第2回目の今日のプログラムは、前回同様30分の講義からスタート。そして紙芝居の演習に各自の時間を十分に取りました。参加型やドラマ性の強い紙芝居など参加者は多くの紙芝居から今日の「マイ紙芝居」を選びました。それから個人、二人組などさまざまに下読みして修練。さあ、いよいよ特設舞台での紙芝居実演の始まり始まり~!カチカチカチ~ンと拍子木叩いてね!
トップバッターは、「ごあいさつできた」でスタート。演者は、今日初めての参加とは思えない素晴らしい実演でした。ラストのお母さんの背中の“ともくん”のセリフ。お母さんと歌いながら「お母さん!ごはんはカレーにしてね~」。なつかし亭も子どもの頃の夕焼け空を思い出しました。
続いて、次の紙芝居は「くださいな」。演者は、前回初めて紙芝居に挑戦しました。本当に上手になりました。感想の言葉も印象的でした。「人の前で話すのが苦手でしたが、だんだん楽しくなりました!」と。嬉しい言葉をありがとう!
参加者の土居さんは、大爆笑の演目に挑戦。「いもころがし」を熱演しました。和尚さんと小坊主達の掛け合い、「バッカモ~ン」「バッカモ~ン」は、上手すぎて何度も笑ってしまいました。
続いて演者“しんちゃん”登場。今回の演目は「げたにばける」。童話作家新美南吉原作の名作紙芝居。タヌキが登場するため、マクラをふってくれました。「この動物は何でしょうか?」。会場から「タヌキそば!」だって。これには“しんちゃん”もガクッ。
最後の黒田さん。演目は「とのさまからもらったごほうび」。ほろ苦く、温かく、やさしく楽しい紙芝居ですが、絵をスライドさせる画面があり大変演じ方の難しい紙芝居です。でもセリフの方言も明るく、楽しくみんな引き込まれてしまいました。
黒田さんは子育て中の現役の「イクメンのパパ」。やさしく、ほのぼのとしたご家族の様子が紙芝居の向こうによ~く見えました。本当にありがとうございました。
講座の開設にあたりご協力いただきました皆様。本当にありがとうございました。参加者の皆さんが驚くほど積極的で、果敢に、個性的に紙芝居を演じて下さいましたこと深い感謝です。また、きっとどこかでお会いいたしましょう!