なつかし亭を見る

「ヴィラ都筑」は明るい光と清潔感に溢れる素晴らし介護老人福祉施設。きびきびと動くスタッフに見守られて紙芝居は本当に楽しいひと時でした。

施設の眼下には早淵川と富士山を望むおだやかな丘陵が広がります。南へと続く道は昔の幹線道路だった「中原街道」。昔と今が行き交います。

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 施設は100床の入所者と20床のショートステイ。やさしいスタッフの心配りの中で安心した時間が過ぎて行きます。

 2月24日の当日、なつかし亭の紙芝居をご案内して下さったのはスタッフの古川菜穂子さん。明るく清潔な施設の中を歩くと他のスタッフさんからも温かいご挨拶が返ってきます。入所者への明るい声かけは大切なサービスのひとつ。施設の魅力です。そのためホールに集まってくる高齢者の顔は笑顔に溢れています。

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 「よいお客様!」その予感通り紙芝居をとても楽しんで下さいました。また紙芝居が始まると古川さん他皆さんの配慮で、30人程のお客様にぺろぺろキャンデーのプレゼント。なんて気のきいた素敵なサービスでしょう。紙芝居のお客様からは「懐かしかったよ」「面白かった!」とキャンデーを手に、お声をかけていただきました。紙芝居はおなじみの「クイズ」「ねずみきょう」と「少年スピード王」と本当に楽しく終えることができました。ありがとうございました。

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 紙芝居の前後の時間に幼少期のお話もお聞きしました。旧満州地域で終戦を迎えて苦労して日本へ帰還。そんな悪夢のような人生の断片も世間話のように語るお年寄り。本当にこれからいつまでもお元気で!と祈らせていただきました。

この紙芝居実演をご紹介下さったのは村田輝雄会長さん。長年、地域活動のリーダーとして大きな信頼と広いネットワークをお持ちの方。なつかし亭も魅力的なお人柄と人望にはいつも敬服しております。私のささやかな紙芝居も、いつか会長の活動のように皆さんのお役にたてるよう精進してまいります。本当にありがとうございます。