なつかし亭を見る

雪舞う中、東京都江東区立「第六砂町小学校」の“ゲストティチャ-”で紙芝居の出前授業しました。

2月19日(火)。生徒さんは3年1組20名の皆さん。“ちょっと昔の暮らし”を勉強している参考に、昭和の紙芝居をお届けしました。

 保護者の方が、インターネットで調べて、なつかし亭のHPを検索してくださいました。そして担任の神戸先生から電話をいただき今回の授業につながりました。皆様本当にありがとうございました。

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 よくまとまった学校の様子は3年1組のみんなの顔を見ればすぐわかります。本当に素敵な生徒たちでした。近藤副校長先生以下の日頃の努力のたまものです。素晴らしいです。

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昔の昭和の時代を身近にする街頭紙芝居が参上

 この日の演目は「ふうたの花まつり」と街頭紙芝居「少年スピード王」(第1巻)でした。自作のクイズも楽しいメンコセットを景品にしました。みんな本当に集中してくれました。

 子ども達の感想も「昔の人のように気持ちを入れて演じてくれた」「長いお話なのにすぐに終わってしまった」「すごい迫力だった」等など。素晴らしい感想をありがとう。こちらこそ光栄です。

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 江東区は名所旧跡がいっぱい。清澄庭園、富岡八幡宮、亀戸天神、木場公園、隅田川・・。そして門前仲町、森下、深川と東京の代表的な下町情緒。私の育った渋谷の下町とも違う“下町の代表選手”です。多くの街頭紙芝居の先輩たちの活躍した街で幸せな時間を過ごしました。

帰りの途、小名木川の川面に雪が舞い冷たい風が吹きぬけましたが、心はいつまでもポカポカでした。

 この小名木川の下流、隅田川に注ぐ場所に「深川萬年橋」。ご存じ葛飾北斎「富嶽三十六景 深川万年橋下」の風景です。また北隣の墨田区の向島はそう遠くない場所に。20代の故鷲塚隆師匠が戦後に街頭紙芝居の華やかな時代に大活躍したゆかりの場所です。本当にありがとうございました。ご縁があって素晴らしい場所で紙芝居をさせていただきました。皆様のことはいつまでも忘れません。