なつかし亭を見る

12月6日、気の置けない仲間達がよもやま話と紙芝居を語りあう「千代田図書館長を囲む会」が町田駅前の居酒屋で開催されました。

この会は、なつかし亭が「紙芝居評価委員会」と名付ける大切な会合です。


 紙芝居はひとりで演じる自己完結型のイベントです。そのため日頃の自己研鑽は当然として、多くの人の評価に耳を傾ける必要もあります。「声が小さくて後方まで聞こえない」「セリフをきちんと読んだ方がよい」「いや長いセリフは、省略した方がよい」「演じ手は顔を見せない方がよい」「いや顔を見せないと街頭紙芝居の魅力が出せない」等など多くの相反する意見をお聞きしてきました。その結果、今日の「なつかし亭紙芝居」が出来上がりました。


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 大切なことはいつも「多様な意見に耳を傾ける姿勢」と「人間的な魅力作り」そして「謙虚な演じ方」です。紙芝居の半径3メートルの世界では、演じ手の人間性全てが見る人に伝わってしまうのです。

 そのため信頼できる大切な人達との時間が必要なのです。この会合の主役は千代田図書館長の新谷迪子先生。千代田図書館は日本全国に知られる図書館業界の先駆けでありフロンティア。図書館の地平線を大きく未来に開きました。そして他のメンバーは、海外の留学生施設の責任者成田さん、横浜市内の図書館副館長の間地さん、NPO法人スタッフで情緒障害児者の育成等に取り組む浅井さん。なつかし亭はこうした方々の指導と応援を受けて紙芝居を続けています。

 皆さん本当にありがとうございます。


左:成田氏、右から浅井、間地の両氏 千代田図書館長 新谷先生