なつかし亭を見る

1月20日(日)の“港北ほのぼの寄席”。地域の元気を目的に11回目を開催しました。

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貫禄の“三遊亭とん馬師匠”そしてあでやかな“林家花”姐さんの共演は本格的な寄席の芸を堪能させてくれました。

 とん馬師匠の演目は楽しさあふれる“酔っぱらい”が登場する「棒だら」とおなじみの「芝浜」。そして新春恒例となったおめでたい“かっぽれ”の座敷踊りをご披露して下さいました。

 年末の演目として定番の「芝浜」ですが、新春の人情話として本当に堪能しました。考えてみれば魚や勝五郎夫婦の再生から出発の噺です。よかったです。いつもこの噺には胸が熱くなります。


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紙切りの“林家花”さんは美貌の女流芸人として希少価値。演芸と話術で会場を巻き込み大いに沸かせてくれました。

 会場のお客様の中から花姐さんが指名して即席の“紙切り”修行は圧巻でした。選抜された方は常連のお客様で著名なNPOの施設長として活躍されているAさんでした。堂々と舞台高座の前でお客様に向かって立派な「たまご」を切り抜きました。大変ご苦労様でした。会場からも大きな拍手が寄せられました。

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 終了後の打ち上げ会も偶然が重なりました。Aさんの席は“師匠の花さん”のお隣りでした。「縁は異なもの味なもの」、このご縁でAさんは紙切りの師匠に入門を決意、心新たに芸人修行の一歩を踏み出しました!なんて。私の勝手な“新春の夢”でした。